見学研修会
令和四年の見学研修会は愛宕山へ参りました。
お詣りさせていただいたのは「愛宕神社 総本宮」と「鎌倉山月輪寺」です。
愛宕神社は全国約900社ある愛宕神社の総本宮で、火伏・防火の御札でご存知の方も多いのではないでしょうか。
月輪寺は法然上人の二十五霊場の第十八番であり、御詠歌は宗歌「月かげ」となります。また『選択本願念仏集』を要請された九條兼実(圓澄禅閤)が隠棲された地でもあり、法然上人の流罪に際して親鸞聖人とともに登られ、圓澄禅閤と別れを惜しまれた遺跡として縁がございます。
一度は悪天候によって延期となりましたが、今回やっとお参りが叶い、そして無事にご本尊さまへご挨拶ができました。
浄土宗にもご縁のある月輪寺ですが、近年の集中豪雨による土砂崩れで権現堂が痛ましい様相になり、また度重なる自然災害によって宝物館、僧房も被災されたことは記憶に新しいです。
かような状況においても今回の参拝を快く受けていただき、当日も暖かく迎えてくださいましたこと、心より御礼申し上げます。
皆さまありがとうございました。